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[1254] 吹き抜けやオイル漏れについて
Name: ガスケット屋
Date: 12/17 11:40
初めまして、ガスケットを生産しているものです。
残念ながらハーレー用は取り扱いがありませんし現物を見たことが
無いのですが、弊社で生産しているメタルヘッドガスケットは
すべて表面にコーティグがしてあります。理由はヘッドやシリンダーの
ツールマーク(削った面の目で解らない程の凸凹)を埋めてシール機能を補助する為です。 ハーレー用メタルヘッドガスケットには表面処理がされていますか? またそれがあってもエンジン側の表面を削るツール(刃具)の管理がきちんとされていない場合はシールできる限界を超えた荒さになっているかもしれません。面研磨で粗さを抑える事も有効です。ボルト締め付けのオーバートルクは、ボルトの塑性域を超えて伸びに拠るトルクダウンの原因にもなりますし、シリンダーの真円度の悪化にもつながりますので漏れに関しては良くない方向です。
特に空冷チューニングエンジンは熱的に厳しく熱間時のシリンダーの変形は大きくなりがちです。
吹き抜けについてはエンジンの振幅や変形量にガスケットが追従できない。もしくは、ガスケットの耐久性に余裕が無くチューニングによって
上がった出力に耐えられないものと思われます。
 
すいません。ついでしゃばってしまいましたが
もしガスケットについて何か有りましたらご相談ください。

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