HOT ROD 講座  技術編 Plumbing 2

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オイルクーラー、フィルター等の設置がスマートな配管技術力として表れます。
単に見た目だけのレーシーな雰囲気にしたいと云った素人レベルではホットロッダーの王道
から外れてしまいます。
航空機やレースボート等の情報を集め整備性、適合性から最も優れた高機能システムを構築
する事が望まれます。
近年注目されているハイテク・SUSメッシュフィルターは塩害を避ける為高級モーターボート
で使われ始めて高精度からバイク用としても浸透しています。
ホットロッダーは単なる流用で止まらず更に有効活用するアイテムを生み出していますので
紹介しましょう。
容量upを兼ねた連結アダプター、更には取り付け場所にこだわるアングルアダプター。

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大排気量EVO E/g の先駆けマーチ 120" からは季節によりクーラー機能を切り替える高精度のフィルター・クーラーも注目に値します。

オイルクーラー単体でもHOT RODハーレーの世界は四輪とリンクして技術力だけで無く見事な造形で発展して来ました。
'80s にSWEDEN セトラブ社の航空機用クーラーに注目して外皮を美しいアルミBOX仕様に替えAN #6フィッティングをダイレクトに装着した秀逸なモデルがマニア間で広まりました。

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セトラブに刺激されたAER製のエアダムクーラーは更に高効率を高めた素晴らしいホットロッドパーツでした。前方から取り入れた冷却風をE/g側に逃すのでは無く真下の路面に向けて流す為冷却コアを2倍にする事が可能になりました。効果は絶大で未だにこの冷却方式を越えるクーラーは体験していません。

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上級レベルになると配管そのものをデザインしてシンプル且つ省スペースを狙いより高度な領域での完成度を求めます。重たいステンメッシュホースよりも小回りが
効き耐久性に優れたパイプ配管がオールドスクールから復活します。
37度テーパーに特化した AN用工具は老舗 IMPERIAL製です。
素人受けする空調用 銅パイプは柔らかく耐候性に劣る為 SUS,アルミ,ブラス管が一般的なホットロッド素材です。

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オイル経路やブレーキでは圧力コントロールも必要になって来ます。メンテナンス性を高める為ワンプッシュ脱着のクイックリリースも欠かせません。
高圧制御も超精密バルブで微妙な圧力調整を可能にします。スプリンガーフォーク等は効きが強いディスクブレーキではサス可動が少ないのでカックンブレーキに陥りますから四輪で使われるプロポーショニング・バルブで圧力を小さく変化させます。

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