Vol.2 '62 FL Satan Bug

前回から少し時間が開いてしまいましたが、慣らし走行完了後のご報告を。
9月は週末ごとに出っぱなしで全く乗れなかったのですが、10月に入り多少涼しくなってから距離を稼ぎ慣らし目標の500kmを走りました。

最初の100kmはエンジンを掛けて走り出すと直ぐにエンジンが停止を繰り返しており、キャブの問題かそれともあれかこれかとやってたのですが、結局はピストンリングを含めた初期慣らし中に起こる事象だったようで頭を悩ましていたことが300km走行したあたりから解消してきました。
オイル交換はやり過ぎかもしれないですが、300kmまでは100km毎に交換しました。
今回の油圧強化ですが、ハイボリュームのギヤとアウトサイドオイラー、そしてクランクピンへのオイル噴射とエボエンジンの技術が旧いパンにフィードバックされております。
このような施工をしたのでオイルが良く廻るようにスペクトロの20w-50を2本と50wを1本のブレンドで使っております。
300km走行までは発熱量が多かったですが、それ以降はアイドリング、油温共に安定しており今回はオイルクーラーを外したのですが、ヒート気味になることはあってもオーバーヒートを起こすということは無いです。

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500km走行まではスミスのタコメーターを睨みつつ2,000-2,500rpmの間をキープするようにアクセルをコントロールしてました。
タコメーターは今回初めて取り付けたのですが、慣らし運転中は特にタコメーターがあった方が良いと実感しました。五感だけに頼らず計器の情報も重要です。
このスミスのタコメーターはデスビからピックアップしているのですが、このケーブルが少し特殊でデスビ側が2.6mmでメーター側が3mmなので市販品が使えず日本計器で作成を依頼しました。
正確に回転数を指し示すこのメーターを睨みながら運転するのも新しい楽しみとなっております。

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500km走行後、川口さんから合格点を頂き高速で2,500rpmから3,000rpmまで回してみたところこれまでに味わったことがない加速感、前回のエンジンでも吹け上がりは良かったのですが高速での追い越し加速は少々辛い事もありまししたが、今回のエンジンはアクセルを開くとストレス無くグイグイと加速しどこまでも回っていきそうな感覚。
これが噂のデジタルイグニッションなのか!とニヤニヤが止まりません。
OH前まで使っていたモーターウェイのフルトラデスビはエンジンが本調子では無かったので比較になるかは分かりませんが、この様な違いが分かることは無かったです。
(こういうことは書くべきではないですが、調子が狂った原因はOBではなく他店での仕事でした)

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前回のエンジンとは特性が変わり、街乗りは少し辛くなりましたが高速やターンパイクの様な緩い上り坂ではパワーの違いが良くわかります。
高速走行時にクラッチを切るとエンジンが停止したのでは無いかと思うくらいの静寂さで少し焦りアクセルを煽ったりしてます。
今回クラッチをスコーピオンに替えたことで、このクラッチのカタカタ音の方が煩いくらいにエンジンは静かで驚きです。
ミッションの調整がしっかり出来て無く今回ミッションも少し弄っていただいたのも影響していますが、クラッチの切れが良くスコスコとギヤチェンジができ以前の様に慎重になる必要が減りました。
(他店でクロスミッションを組んだ時にシム調整が全く出来ておらずギヤの入りが悪くなっておりました)

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丁度今800km程度走りましたが、これから少しずつアクセルを開けていき6,000rpmまで回してみたいと思います。