Vol.2-4 ブレイク・イン

投稿日:

CIMG0122.JPGCIMG0123.JPG

いよいよ ブレイク・インに入ります。熱対策として数年前より開発していたフルタイムファンも左側にセットしてオイルフィルタ−もアップデ−トしました。入念にクランキング繰り返しオ−ナ−は緊張を隠せません。
キックの重さは流石にストロ−カ−ですが踏めないと云う程では有りません。
そして本キック、手こずるかと思いきや10回も踏まないうちに呆気なく始動。凄まじい排気圧で後ろに居られません。突然フロントのタペットブロック座面から溢れる勢いのオイルが噴出し出し尋常では無いのでスイッチオフ。
異音も無いのにどうした事かとタペットブロックのボルトをチェックすると何たる事! 自分で作業の一部をやりたいと申し出たオ−ナ−の不注意で締め忘れていました。まぁ 2倍速ポンプギヤの流量増をこの目で見れたので笑って済ませました。
今回オイルは20W50 でしたのでE/gの吹けも爆発力も最初から小気味良く期待が膨らみます。

CIMG0124.JPGCIMG0125.JPG

タコメ−タ−はワ−クスKRから続く英国製スミスのH-Dオプション。'60s〜'70sのスポ−ツカ−にも多く採用されたアナログ時代の至宝です。伝説のアメリカンレ−サ−達がスミスのレブカウンタ−を頼りにデイトナ、インディを疾走した世界を体験します。
キャブはHSR-42で私はこのE/gには良いとは思わないですがオ−ナ−のチョイスなので仕方有りません。
そこでセッティングを有利に運ぶ為V8ドラグスタ−で良く見るトンネルラムを設定。
PANのインテ−クマニは遠いので濃過ぎる方がベタ−ですが HSRは混合気がスム−ス過ぎるので逆にラフスポットが発生します。トンルネラムは空気が落下する速度が速いので後押しの役目を果たします。
'60s旧式E/gがのけぞる加速を見せるのはまさしくホットロッドの神髄でしょう。

CIMG0126.JPGCIMG0127.JPG

デスビはタコドライブの用途でポイント等は使いません。デジタルIGが新しい走りの領域を約束します。
カムはアンドリュ−ス旧型 Hカムでメリハリも強くて良い感じです。
以前のE/gフィ−リングとはまるで違いOB工場前の坂をダイナミックに駆け上がって来ます。
納車後にオ−ナ−より素直な感想インブレをこの続きとして掲載予定です。