Late '70s~Early '80s

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Hot rod 精神は成熟期を迎えウエストコーストではワーゲンベースのサンドバギー バハ・バグが生まれ遊び文化として開花していきます。
映画でもトランザム、チャレンジャーなどマッスルカーが主役級の活躍で華やかな時代をもたらしました。
個人的にはTVムービーでマーチンシーンの California kid がベストHot rod だと思います。
ハーレー市場も拡大して70年代前半では単に異端の改造バイクだったのがやがて広く認知されたチョッパーとして商売ベースに成長します。
そして生まれたPan-Shovel の登場はホットロッドハーレーの最たる進化の証でしょう。新車は買えないがパワーじゃ負けない との溢れる熱い想いが若者たちを引きつけました。数百ドルで買える中古Pan はチープなブリキ缶のイメージか新型E/g 腰上を移植されハイチューンの手が加えられます。
観光客など無縁で何にも無いオハイオ州ヤングスタウンからはDon Ramseyがハイブリットカムカバーを発表します。旧型Pan でも最新のフルトラIG が転用出来る発展型の D-Rカムカバーでした。90年代にはCAL スピュースが同じカバーをより洗練されたデザインで引き継いでいきます。
驚くべきはどんな田舎街だろうともテクノロジーへの憧れであるホットロッドマインドが浸透していると云う事実です。
コロラドからはHouse of Horsepower が大馬力Pan用クランクケースを発表して喝采を浴びLittle J の 5速ミッション(ラチェットトップ)との組み合わせが夢のホットロッドとされました。
外観美だけで進み方向を見失った日本との大いなる違いでしょう。
ホットロッダーの探求心からオイル、ブリーザー系路の解析が進みH-D 社も静観や無視も出来ない市場の流れに広がり始めました。
H-D ディーラーも純正品以外のカスタムパーツ販売を手掛けサービスカウンターの壁には所狭しとクロームメッキした純正E/gカバーを交換出来る新たなサービスを主力にしていきます。
H-D 社は永年続けて来た独自主導の開発姿勢ではもはや市場の要望が見えない事に気付いたのがホットロッドハーレーの活況ぶりでした。
経営陣の世代交代を期に積極的な方針転換を図り市場と共に進む姿勢が明確になっていきます。
ベルトドライブ方式、モーリスマグホィール、センターラインetc、Shovelクランクでさえ4-1/2" ストロークのフライホィールを製作しデータ取りテストを行ってました。
80年代に入ると大ヒット作に進むソフテイルフレームの権利を入手する事になります。
ミズーリ州のBill Davis が立ち上げたROAD WORXが Sub Shockフレームと名付けたソフテイルを発表します。Bill はWilly G にも直接コンタクトして興味有るか打診します。H-D 社は交渉に入りロイヤリティを払い全ての権利を入手して新型車の開発に入る事になります。

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