HOT ROD ALLEY 英雄群の再現 Bobber

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大戦後のバイクブ-ムの中で異色の存在だったのが軍やポリスの払い下げビッグツインで
取り分け低所得層出身が多かった爆撃機クル-達は重厚な雰囲気を好んでBobberスタイル
を重爆撃機になぞらえて主張しました。
丸くゆったりしたラインをBobと呼んだ若者文化の派生であるが爆撃機のデザインもH-Dの
スタイルもまさしくFAT BOBそのものでしかも安価で入手出来て不要な外装を外せば即 
Bobberとして常識外れの反抗心を表せました。
一般人には理解し難いが当時金の無い若者達にとっては爆撃機クル-こそが英雄として憧れ
の対象でした。それも戦争末期の東京大空襲で有名なB-29が登場する以前のB-17 "空の要塞" です。
現代の旅客機と同様の与圧空調で快適なB-29とは大違いのB-17は酸素マスクだけでエベレスト
より高い高度をム-トン革ジャン上下のみで寒さに震えながらドイツのメッサ-シュミットに
囲まれて多くのB-17を撃墜されながらも戦ったのである。決して当るとは思えない重機関銃
"Ma Duce" を針ネズミの如く装備して人力に頼った戦法は驚くばかりです。
昔、ニュ-メキシコの払い下げサ-プラス店に入った時に壁のポスタ-で釘付けになった記憶
が有ります。爆撃機の機関銃手が仁王立ちで撃ちまくっている写真だがブ-ツのかかとが埋まる
程の50口径カラ薬莢の床一面に圧倒されました。擦り切れたB-3革ジャンがとても印象に
残り恐らく多くの世代に勇気とは何かを唱えたポスタ-だったと思います。
バイク映画の先鞭を付けた "乱暴者 " で主役マ-ロンブランドの乗るトライアンフに対し
ハ-レ-Bobberのリ-マ-ビンが見事にこの時代を表していました。
カッコ良く速い人気車トラの対極に悪役で鈍臭いハ-レ-がタフな姿を見せてましたが観客の
大多数はトラを注視していたのが記憶に残っています。
Bobberは決して脚光を浴びて評価される事は無くロ-カルタウンの不良達に反抗の証として
受け継がれて行く事になります。
時代は変わり忘れられたかのBobberが現代にもてはやされて来たのを目の当たりにすると
正しい認識を伝える必要が有ると感じ始めています。

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