2003/7/30

バイクポートレート第3弾は、"Full Metal Jacket" 2000年製作のEVOストローカー。オーナー松井一樹(埼玉 八潮市)

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これ程ヒロ川口の頭を悩ませた注文も珍しい。ZZ TOP ビリ−F ギボンのハリウッドchopperを再現して欲しいと言われ、ラットバイクを望んでいるのかと思ったのだが・・。実際ビリ−のバイクを過去に直接見ているヒロにしてみれば No paintでパッチワ−クはジョ−クとしか映らなかった。一雨で真っ赤に錆びるだろうし、ラバ−マウントのリジッドはしっくり来なかった。何度もディテ−ルの打ち合わせを重ねる内にようやく松井氏の抱いているイメ−ジが全く違う物をギボンのバイクに重ねている事に気付いた。松井氏はブ−ツなどの皮そのものにこだわる人でシ−トも黒トカゲのきめ細かい部分で造って欲しいと念入りな説明。そこでヒロはもしやアルマジロみたいなヨロイをまとった爬虫類が好きなのでは ? 正解だった、こだわるリヤフェンダ−の溶接ビ−ドもアルマジロの背中であった。これを完全に把握する迄実に三ヶ月もヒロは悩んだのである。決してラットでは無く、かといってパテでスム−ス処理された流麗なペイントでも無く実体が良く解るメカメカしさがたまらなく好きと云う。実際、彼はモンスタ−V8 パワ−ボ−トを所有するメカマニアである。そこで鉄部分全てを一旦ポリッシュして直ぐに航空機用金属処理剤でサビの発生を封じ込め、ウレタンクリヤ−を塗ると云う時間との勝負にチャレンジする手法を選んだ。一歩間違えるとコケオドシのロボコップに成りかねないがさて結果は・・・
#1
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#1 全景 フレ−ムはエドランド兄弟(スウェ−デン)にワイド仕様を特注、しかもワイドと感じさせ無い様にシ−ト部から少しずつディメンションの変更を計るワンオフ。これにより如何にもワイド加工のイメ−ジは全く無。#2ハンドメイド・ディテ−ルにこだわったRフェンダ−廻り。#3トルクモンスタ−・クランク 93" タイタニュ−ムドラッグパイプ  BCジェロラミ− ポ−ティングヘッド。#4 ディスクを歯切りしてスプロケット風 (オリジナルがそうだと云う理由だけ)。#5 メ−タ−ダッシュ廻りとポップアップキャップ も手造り感。    #6 黒トカゲシ−トはチェリ−工房の力作でわざと手造りの玉ブチラインを強調。  #7キャディーのテ−ルはFAKE 製ワンオフ・ステンレス。#8 リジッドデザインの美しさの限界は7 J 200タイヤ迄でそれを超えるとコンパクト感は失われリジッドの意味は無くなる。
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